リーバイスのグローバル・キャンペーンが次世代の変革者にエールを送る

リーバイスは新しいグローバル・キャンペーンで、170年の歴史の中で進歩的、ファッション的、文化的なムーブメントの最前線に立ってきた民主的なブランドとしての伝統を消費者に思い出させる。

新しいエージェンシー・パートナーであるTBWAChiatChiDayの『The Floor Is Yours』では、若い女性とその友人が部屋でくつろいでいたが、テレビでダンス・パフォーマンスを目にする。そのダンサーの姿に衝撃を受けた彼女は、（巧みなVFXの助けを借りて）文字通り床と部屋を動かすことになる。彼女は自分なりのダンスを披露し、友人たちを奮い立たせる。

テレビでこのグループのダンスを見た別の女性が、進歩のサイクルを継続させる。
多様なクリエイティブ・チームがこの広告を支えている。ミュージック・ビデオ・ディレクターのオマー・ジョーンズが監督を務め、曲はスーパー・プロデューサーのケイトラナダが近々リリースするアルバムからの新曲である。

レディー・ガガや、ドナルド・グローヴァー（別名チャイルディッシュ・ガンビーノ）の「This Is America」ビデオで好評を博したシェリー・シルバーが、パフォーマンスの振り付けを担当した。スタイリストのビー・ダイアモンドヘッドは、ダンサーが着用する衣装を制作した。

TBWAのCEOであるErin Riley氏は、多様なクリエイターと仕事をするという決定は「非常に意図的」であり、彼らはブランドの価値観も反映しているとADWEEKに語った。

「これほど自分自身に忠実でありながら、これほど多くの人々に関係しているブランドはほとんどありません」とライリーは言う。「多様なクリエイティブ・パートナーを持つことは非常に重要でした。このスポットの工芸品のレベルは、製品自体の工芸品のレベルを考えると、私たちが本当に強く感じたものです。”

この広告の動きは、リーバイスのファン層の進歩的な考え方と、ブランド自身の活動主義の歴史の両方を象徴している。
このキャンペーンは、リーバイ・ストラウス＆カンパニーのリーダーシップが最近交代した後のことである。
元コールズCEOのミシェル・ガスは、1月にチップ・バーグを社長兼CEOに引き継いだ。一方、元スナップ社の最高マーケティング責任者ケニー・ミッチェルは、上級副社長兼CMOとしてリーバイスに加わった。（続きはAdweek2024/03/25記事まで）