
コカ・コーラ、グローバルでブランドデザインを刷新 世界共通のブランド体験を強化
コカ・コーラは、世界各地で一貫したブランド体験を実現することを目的に、新たなグローバル・ビジュアルアイデンティティ(VI)を導入した。新デザインは、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋地域から順次展開され、パッケージや店頭、販促ツール、デジタルチャネルなど幅広い接点に適用される。
今回のリニューアルは、ブランドデザイン会社JKRが開発を担当。「どこでブランドに触れても、一目でコカ・コーラと分かること」を基本コンセプトとしている。

ブランド資産を磨き、一貫性を高める
新しいデザインシステムでは、コカ・コーラを象徴する視覚要素をより明確に打ち出している。ブランドカラーである赤と白、流れるような「ダイナミックリボン」、アーデンスクエア、そして伝統的なスペンサリアン体のロゴを中心に据え、あらゆるブランド接点で統一感を高める構成となった。
これらの要素は、商品のパッケージだけでなく、店舗ディスプレイ、自動販売機や冷蔵設備、さらにはデジタルコンテンツまで一貫して展開される。

コカ・コーラ グローバルカテゴリー プレジデントのアーナブ・ロイ氏は、「世界でも屈指の認知度を持つブランドだからこそ、時代に合わせて進化し続ける責任がある」とコメント。さらに、「今回の刷新は、ブランドとのあらゆる接点において、より明確で一貫した表現を実現するためのものだ。人々に親しまれてきたブランド資産を生かしながら、今後の成長につながる基盤を強化していく」と説明している。
コカ・コーラ ゼロシュガーもデザインを進化
「コカ・コーラ ゼロシュガー」のデザインも刷新される。ブランド全体との統一感を高めながら、独自の視認性を維持するため、「Zero Sugar」の表記を従来より大きく配置。缶には黒いダイナミックリボンを採用し、PETボトルにはブラックキャップを採用するなど、ゼロシュガー専用のデザイン要素も強化された。
ブランド全体の統一性を維持しつつ、それぞれの商品カテゴリーの個性を分かりやすく伝えることを狙いとしている。
ブランド運用を支える新たなデザイン基盤も整備
コカ・コーラは今回のVI刷新に合わせ、社内外のクリエイティブ制作を支援する「Brand Center」と、デザイン品質を管理する「Design Intelligence」ツールも導入した。

これらは社内のデザイン・マーケティング部門に加え、世界各国の広告会社や制作パートナーも利用できる仕組みとなっており、ブランドガバナンスやデザイン品質の維持、グローバルでの運用効率向上を支援する。
コカ・コーラのグローバルデザイン担当バイスプレジデント、ラファ・アブレウ氏は、「100年以上にわたり、コカ・コーラは世界中で楽観性と本物らしさを象徴するブランドとして親しまれてきた。新たなビジュアルアイデンティティによって、世界中の消費者へ一貫したブランド体験を提供できるようになる」と述べている。(出典:Coca Cola Company, Branding in Asia)
















