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ピアソン、生涯学習を軸にブランドを再定義 ― 新アイデンティティで学びの価値を再構築

ロンドン、2025年4月7日 — 世界有数の教育・学習企業であるピアソン(FTSE: PSON.L)は、生涯学習にフォーカスした新たなブランド・アイデンティティを発表した。このリブランディングは単なるロゴやデザインの刷新にとどまらず、同社が掲げる「人間は学ぶために生まれてきた」という基本的信念に基づき、学びの力を再定義するための戦略的な転換点となっている。

学習者の可能性を称えるブランド哲学

この新ブランドは、個人の好奇心、回復力、向上心を称賛し、「学びとは人間の基本的な欲求であり、成長と幸福を支える力である」とする哲学に基づいている。ピアソンのチーフ・マーケティング・オフィサーであるジニー・カートライト・ジーグラー氏は、「私たちの新しいブランドは、学びがいかに深く個人的で意義深いものであるかを映し出しています。誰もが自分のペースで成長し、変化し続ける旅路を支える存在でありたい」と語っている。

科学的根拠に基づくブランディング戦略

ピアソンは、学びの科学に多大な投資を行い、学習者がどのように最も効果的に知識とスキルを獲得するかを深く探求してきた。調査によると、日々の学習が困難であったとしても、スキル向上に取り組む人々はより大きな幸福感と人生の目的意識を持っている傾向があるという。このような知見が、新ブランド構築の基盤となり、今後の製品やサービス開発にも活かされていく。

企業文化の変革と持続的価値の創出

ピアソンのCEOであるオマー・アボシュ氏は、「このリブランディングは、企業としての在り方そのものを見直し、人々の人生を学びを通じて豊かにするという当社のミッションを再定義する重要なステップです」と語る。また、「学びは、人間の思考、感情、行動、社会的つながり、そして成功を形作る原動力である」とし、この新しいアイデンティティがピアソンの企業文化と深く連動している点を強調した。

新たなブランドは、グローバルに展開されるピアソンの教育サービスと連携し、学習者、教育者、パートナーにとってより価値ある体験を提供することを目的としている。

「学びがすべて」の企業としての姿勢

ピアソンは、世界200カ国以上で約18,000人の従業員を抱え、デジタル教材、評価、資格、学習データを通じて学習機会を提供する生涯学習企業としての道を歩み続けている。

同社は「すべての学びが人生を変えるチャンスである」という信念のもと、学習を通じて個人が飛躍する瞬間を支援し、その体験に意味とインパクトを与える製品・サービスの開発に取り組んでいる。(Peason, Stocktitan他)

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