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IND:ユニチャームのMamyPokoがPanpersを抜き、23年度インドおむつブランド売上トップに

ユニ・チャーム・コーポレーションのインド部門の23年度の売上高は3,612百万ルピーに上り、その84%にあたる3,022百万ルピーが紙おむつ部門であった。これに対し、P&Gの紙おむつ事業は2,422百万ルピーで、事業全体の約29%を占めている。
ユニ・チャームは、デザインの革新や流通の拡大など、多くの要因が成長の要因であるとしている。

ユニ・チャームは、国内で初めて下着型の紙おむつを発売し、ココナッツエキスを配合したシートで肌に優しい新機軸を打ち出している。
「マミーポコパンツの吸収性と肌に優しい製品という消費者ニーズを満たす努力に加え、都市部、メトロタウン、農村部での流通の浸透が年々進んだことが、ここ数年の会社の成長につながりました」と、ユニ・チャーム・インディアのマネージング・ディレクター、ヴィジャイ・チャウダリー氏は語る。

10年近く前、ユニ・チャームのおむつ事業はP&Gの約半分だったが、その後、毎年35%以上の成長を遂げている。
大手ライバルのキンバリー・クラークとP&Gがユニ・チャームの数年後にパンツ型紙おむつを発売したため、市場はパンツ型紙おむつに偏り、全体の約80%を占めるようになった。

しかし、ユニ・チャームは、生理用ナプキンの分野では限られた成功しか収めておらず、同社のブランドSofy(ソフィ)は、発売から10年経った現在も縁の下の力持ちにとどまっている。
過去数年間で、ユニ・チャームはインドの小売網を250万店舗近くまで拡大した。

インドの紙おむつ業界は2023年12月時点でプロクター・アンド・ギャンブルが約38.3%、ユニ・チャームが約38.9%を支配していると、関係者は業界データを引用して語っている。
インド市場における紙おむつの普及率は60%以下であり、紙おむつが日常使用ではなく、外出時にのみ使用されることが多かった5〜6年前と比べると、かなり高くなっている。(続きはThe Economic Times 2024/01/19記事まで)

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