Global:ソーシャルメディア、世界ユーザー数50億人突破 過去1年で2億6600万人増加
報告書によると、世界で最もソーシャルメディアの利用時間が短かったのは日本、次いで韓国で、APAC地域で最も利用時間が長かったのはフィリピン、次いでインドネシアだった。
アクティブなソーシャルメディア・ユーザーID(ソーシャルメディア・ユーザーIDがユニークな個人を表すとは限らない)が50億の大台を超えた。これは、世界人口の62.3%に相当する。この1年間で、世界の総ユーザー数は2億6,600万人増加し、これは年率5.6%の成長である。
これは、We Are SocialとMeltwaterによる世界のソーシャルメディアとデジタルトレンドに関する年次レポート「Digital 2024」によるものである。
世界で「最も好きな」ソーシャル・プラットフォームとして、インスタグラムが昨年の勝者であるワッツアップから王座を奪った。Digital 2024によると、16歳から64歳のインターネットユーザーの16.5%がインスタグラムを最も好きなプラットフォームと考えており、WhatsAppを16.1%で2位に押し上げた。
TikTokは、世界のソーシャル・プラットフォームの中でAndroidユーザー1人あたりの平均利用時間が最も長く、月34時間で、1日あたり1時間以上利用していることになる。2位はYouTubeで、Androidアプリの平均利用時間は月28時間強。
報告書のその他の主なハイライト
・典型的なインターネット・ユーザーは現在、毎日6時間40分インターネットを利用しており、前年比で1%、1日あたり3分増加している。
・2月4日に20歳の誕生日を迎えたフェイスブックは、過去12ヶ月間に全世界の広告リーチを2億人以上増やし、前年比10.5%の成長を達成した。
・LinkedIn、Snapchat、WeChat、Pinterestはすべて、前年比で力強いユーザー数の伸びを報告した。
・デジタル広告費は前年比10%増で、2023年には約7200億ドルがデジタル広告に費やされる。ソーシャル広告費は9.3%増の2,070億米ドル、インフルエンサー活動への投資は17%増。
・一般的なインターネットユーザーがテレビコンテンツを視聴する時間は、昨年の今頃と比べて1日あたり17分減少しており、これは前年比8.2%の減少である。
・TikTokのハッシュタグの豊富な分析において、Digital 2024は、#fyp(あなたのページのために)のタグが付けられたTikTokは、合計55兆5千億ビューを集め、プラットフォームのトップハッシュタグになったと報告している。
(続きはBranding Asia 2024/02/01記事まで)