ニコール・キッドマン、クレ・ド・ポー ボーテで「輝き」の多面性を表現

ラグジュアリービューティーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、グローバルブランドアンバサダーを務めるニコール・キッドマンを起用した新キャンペーン「The Many Sides of Radiance」を展開している。今回のキャンペーンが焦点を当てるのは、外見的な美しさだけではない。「輝き」という言葉を、創造性や自己変革、自信、他者との協働など、内面から生まれるさまざまな価値へと広げて捉えている。

キッドマンは、女優としてだけでなく、プロデューサーやコラボレーターとしても活動している。キャンペーンでは、こうした複数の顔に触れながら、自身にとっての「輝き」がどのようなものなのかを語っている。
クレ・ド・ポー ボーテは、「輝き」を知性や芸術性、目的意識が交わる領域に位置づけている。単に肌を美しく見せることだけを目指すのではなく、一人ひとりが持つ個性や才能が表面に現れることを、美の一つの形として提示しているのである。

美しさを自己表現とストーリーテリングにつなげる

今回の取り組みでは、キッドマンの俳優としての経験と美容との関係にも光を当てている。
映画やドラマでさまざまな人物を演じる際、メイクやヘアスタイル、衣装は役柄を形づくる重要な要素となる。キッドマンは、こうした外見の変化が単なる仕上げではなく、キャラクターを理解し、物語を伝えるための表現手段にもなることを示している。
役柄に合わせて自分自身の見え方を変えることは、俳優にとって一種の変身である。同時に、それは新しい自分を発見し、異なる視点や感情を表現するプロセスでもある。

この考え方は、クレ・ド・ポー ボーテが掲げる美の哲学とも重なる。メイクやスキンケアを外見を整えるためだけのものと捉えるのではなく、自分らしさを表現し、内面にあるものを外へ伝えるための手段として位置づけている。

「輝きの鍵はあなた自身」というメッセージ

「The Many Sides of Radiance」は、クレ・ド・ポー ボーテが発信してきた「輝きの鍵はあなた自身」というメッセージを発展させたキャンペーンでもある。
そこでは、誰もが同じ基準の美しさを目指すのではなく、それぞれが持つ個性や価値観、創造性を生かすことが重要だとされる。
キッドマンが体現するのも、ひとつの固定された「美しい女性像」ではない。女優、プロデューサー、クリエイティブパートナーなど、複数の役割を行き来しながら活動する人物として、その多面性そのものを「輝き」として表現している。

また、今回のコンセプトでは、自分自身が輝くことだけでなく、周囲の人の可能性や魅力を引き出すことも「輝き」の一側面として捉えられている。創造性、自信、変化、そして他者との協働。それぞれ異なる要素が、一人ひとりの美しさを形づくるという考え方である。

ラグジュアリービューティー市場では、商品の機能や成分だけでなく、ブランドがどのような価値観を提示するかが重要になっている。今回のクレ・ド・ポー ボーテとキッドマンの取り組みも、化粧品そのものを訴求するだけではなく、「美しさとは何か」というテーマを通じてブランドとの感情的なつながりをつくるキャンペーンといえる。(出典:LU Magazine、画像:Clé de Peau Beaute)

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