China:中国発格安EC「Temu」、24年のGMV目標は4兆4000億円 米「スーパーボウル」に2回目のCMも-36KrJapan
Temuは24年、米グーグルへ23年よりもはるかに多い広告予算を投じるとみられるが、具体的な予算額はまだ明らかになっていない。また、すでに米プロフットボールNFLの王座決定戦「スーパーボウル」のプロジェクトチームと接触し、24年2月に開かれる第58回スーパーボウルでのパートナーシップについて話し合っているという。23年2月に開かれた第57回スーパーボウルでは、1400万ドル(約21億円)を投じて30秒の広告枠を2つ購入し、CMを放映した。スーパーボールのCM料としては過去最高額となったことで大きな話題を呼んだ。
巨額のマーケティング支出を惜しまない姿勢と驚異的な低価格戦略により、Temuはこの1年余りで世界47カ国への進出を果たした。米国では現在、最も人気のあるアプリの1つとなっており、App StoreやGoogle Playのダウンロード数ランキングでは長期間にわたって1位の座を維持している。
日本でも急速に人気を獲得し、注目を集めている。米調査会社「data.ai」がまとめたデータによると、日本のショッピングアプリのダウンロード数ランキング(7月1日〜11月2日の124日間)で、Temuが首位となったのは計101日だった。11月上旬時点の累計ダウンロード数は400万回を記録した。(続きは36KrJapan2024/12/04記事まで)