US:グーグル、AIを活用した新しい旅行ツールを発表
グーグルは、旅行者の旅行計画を支援する人工知能を搭載した新しいツールをいくつか発表する、とトラベル・テクノロジー・レポーターのジャスティン・ドーズは述べている。
この新しいツールによって、Google検索はユーザーからのプロンプトに基づいて旅程を作成できるようになる。ドーズによれば、ユーザーは旅行の旅程を検索し、フライトやホテルのオプション、アトラクションや食事の提案を見ることができる。グーグルによれば、このAIツールはオンライン上の情報や、ユーザーが企業について投稿したレビューを利用するという。
グーグルはまた、米国とカナダの特定の目的地に関する詳細をユーザーに提供するため、マップアプリを強化している。次に、米国務省はビザ待ち時間とパスポートの滞留を削減するために5000万ドルを受け取る、とグローバル・ツーリズム記者のダウィット・ハブテマリアムは書いている。
ジョー・バイデン大統領はこのほど、旅行業界の喫緊の課題のひとつであるビザの待ち時間の長さに対処するため、同省にさらなるリソースを提供する法案に署名した。米国旅行協会によると、米国の主要なインバウンド市場における初回訪問者ビザの平均待ち時間はおよそ400日である。300人以上の旅行業界関係者がこのほど、連邦議員に対し、ビザの過剰な待ち時間問題について対策を講じるよう働きかけた。
昨年、オーストラリアはインドからの旅行者 数が過去最高を記録した。アジア編集部のペデン・ドマ・ブティアは、オーストラリア政府観光局のインド担当カントリー・マネージャー、ニシャント・カシカー氏に、インド人観光客の誘致におけるオーストラリアの最近の成功について聞いた。
2023年2月から2024年1月にかけて、オーストラリアはインドから約40万2,000人の入国者を迎えた。インドは現在、オーストラリア政府観光局にとって5番目に大きなインバウンド市場となっている。カシカー氏は、この記録的な増加の一因として、インドからオーストラリアへの週1便の増便と、インド人旅行者のためのビザ申請手続きの簡素化を挙げている。
カシカール氏は、オーストラリアではインドからの出張が急増していると付け加えた。(続きはSkift2024/03/28記事まで)