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US:フォード、トランプ関税発効に伴い「From America, For America」キャンペーンを開始

フォード・モーターは、ドナルド・トランプ前大統領が導入した輸入車に対する25%の関税が発効したことを受け、自社のアメリカ国内製造の信頼性を打ち出す新たな広告キャンペーン「From America, For America(アメリカから、アメリカのために)」を開始した。

このキャンペーンは、広告代理店Wieden+Kennedyニューヨークが企画・制作を担当しており、フォードを「アメリカを代表する自動車メーカー」として再定義し、同社の幅広い車種に対する大幅な割引も訴求している。

 

国内生産と雇用を強調したメッセージ

キャンペーンのナレーションは俳優ブライアン・クランストンが担当し、「フォードはアメリカ国内で最も多くの時間給労働者を雇用し、最も多くの車を組み立てている」という点を強調。また、「自動車業界の歴史における前例のない瞬間」として、関税導入という重大な変化にも言及しており、これは自動車産業全体に与える影響を意識したメッセージとなっている。

この広告施策の一環として、フォードは従業員価格プラン「Aプラン」を、2024年および2025年モデルの大半の車両に対して、6月2日まで一般顧客にも提供する。また、電気自動車(EV)の購入またはリースを対象にした家庭用充電器の無料提供と、設置費用を無償とするプログラムも継続され、こちらは6月30日まで実施される。

製造拠点を通じたアメリカ国内へのコミットメント

今回のキャンペーンでは、フォードのアメリカ各地にある製造施設が映像で取り上げられ、輸入車に課される新たな高関税に対抗する形で、自社の国内生産体制の強みが訴求されている。これにより、フォードはアメリカ経済と雇用への貢献をアピールし、消費者に対して愛国的な選択肢としてのブランドイメージをより一層強化することを狙っている。

トランプ政権による政策変更が企業活動に直接影響を与える中、フォードはこのような変化に迅速に対応しつつ、自社の価値とビジョンを明確に打ち出すマーケティング戦略を展開している。(出典:NY Times, DRUM, AdAge他)

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