レクサス、新コンセプトSUV「Glam LX」を公開

レクサスは、特別な夜の準備を車内で完結させることを目的としたSUVコンセプト「Glam LX」を発表した。

デザインと外装

このコンセプトはComplete Cuttiesとの共同開発によるもので、外装はパール系のカメレオンラップに包まれ、クリスタル風の装飾があしらわれている。フロントバッジも煌めきを強調する仕様となっている。

内装と機能

キャビンはピンクとホワイトのステッチが施されたレザーで仕上げられ、モヘアやシルク、石材インレイなどの素材がアクセントとなっている。助手席にはUV/LED照明付きのネイルステーションが組み込まれ、背面には化粧台やフル幅のライト付きミラーを備える。

さらに荷室部分は「ドレッシングスイート」として設計され、フランス製ドアの奥にはLED付きハンガーラックやアクリル製収納、プライバシースクリーン付きの更衣スペースが用意されている。照明付きの洗面台と引き出し式チェアも追加され、移動中でも快適に準備ができるよう工夫されている。

性能面

プレスリリースには詳細なメカニズムは記載されていないが、ベースとなるLXは3.4リットルV6ツインターボを搭載し、409馬力を発揮する。10速ATと四輪駆動システムを備え、0-60マイル加速は約6秒台、最大牽引能力は8,000ポンドとされている。

この「Glam LX」が量産される可能性は低いが、GXやLXといったSUVシリーズのカスタマイズ性をアピールするためのコンセプトモデルと位置づけられている。今秋から全米で実施されるマーケティングイベントで披露される予定である。(出典：Robb Report、画像：Lexus)