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シャングリ・ラ、ウルトララグジュアリーブランド「ザ・シルクレイクハウス」を立ち上げ

シャングリ・ラは、新たなウルトララグジュアリーブランド「シャングリ・ラ シグネチャーズ」を立ち上げ、アジアのラグジュアリー分野に新しい一歩を踏み出した。中国の歴史的かつロマンチックな場所である西湖の湖畔に位置する「ザ・シルクレイクハウス」は、文化的な深み、エレガントなデザイン、そして帰郷の深い個人的な感覚を通じて、ラグジュアリーを再定義している。

「シャングリ・ラ シグネチャーズ」の新しいアプローチ

「シャングリ・ラ シグネチャーズ」は、従来のホスピタリティとは異なり、意味のあるつながりを大切にした体験を提供することを目指している。このブランドは、地域の伝統文化や著名なデザイナー、職人の手仕事を取り入れた、文化的で豊かな邸宅のような滞在を提供する。現代的なラグジュアリー・トラベラーに向けて、アート、ウェルネス、美食、ストーリーテリングといった要素を織り交ぜた体験を提供する。

ザ・シルクレイクハウスのデザインと特徴

「ザ・シルクレイクハウス」は、シャングリ・ラ シグネチャーズのフラッグシップホテルとして、江南の絹織物商の邸宅をインスピレーションにした洗練されたデザインが施されている。ホテルのロビーには、1,930個の手吹きムラーノガラスで作られた壮麗なシャンデリアが飾られ、まるで西湖の柳のように優雅に浮かび上がる。このシャンデリアは、静かな壮麗さを感じさせると同時に、訪れる人々に深い印象を与える。

また、このホテルは、かつてリチャード・ニクソン元米国大統領を迎えた歴史的な西陵ホテルの跡地に建てられており、過去の栄光を尊重しつつ、新たな時代のラグジュアリーを象徴している。1971年にニクソン大統領を迎えるために制作された周金雲作の「燕蕩山秋(Autumn in Yandang Mountain Ou)」の復元された彫刻がホテル内に展示されており、文化的な継承を感じさせる。

豪華な宿泊施設とカスタマイズされた体験

「ザ・シルクレイクハウス」には68室のゲストルームとスイートがあり、すべての部屋にはAI対応のマットレス、温水タオルシステム、独立型バスタブなどの最新の設備が整っている。これにより、ゲストは快適さと便利さを感じながら、贅沢な時間を過ごすことができる。

また、ホテルではパーソナル・ホスト・プログラムを提供しており、各ゲストには専属のホストが付き、オーダーメイドの文化的な旅程をコーディネートする。お香作り、篆刻、絹織物、茶道など、地域の伝統を学ぶことができるアクティビティが用意されており、ゲストのニーズに合わせた特別な体験が提供される。

ウェルネスと美食の充実

ウェルネス・アメニティとしては、洞窟スタイルの屋内プール、サンライズ・ヨガ、太極拳、瞑想と呼吸法のセッションなど、リラクゼーションと健康を重視した施設が整っている。これにより、心身共にリフレッシュできる空間が提供される。

食事には、アジアのニュアンスを取り入れたモダンな西洋料理を提供する「The Living Room by Alan Yu」をはじめ、地域の多様な味を楽しむことができる「ゴールデン・シルク」、そして宋時代の茶道にインスパイアされた茶室がある。また、「The Living Room by SANYOU」では、アジアのベストバー50に選ばれたバーとコラボレーションし、地元のスピリッツを使った独創的なカクテルが楽しめる。

「シャングリ・ラ シグネチャーズ」の未来

「ザ・シルクレイクハウス」は単なるホテルではなく、伝統と現代が融合したラグジュアリー体験を提供する魂の隠れ家である。シャングリ・ラはこの新しいブランドを通じて、ただの宿泊施設を超えた、深い文化的体験をゲストに提供することを目指している。西湖の詩的なリズムとともに、ゲストは自分自身との深いつながりを感じることができるだろう。(出典:Shangri-La, Luxury Daily, BLLNR Asia他)

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