2024年東南アジアのトップ50ブランド

2024年の東南アジアトップ50ブランドについて、Milieu InsightとCampaignが実施した調査結果が発表された。この調査に参加した顧客は、サムスンとShopeeをトップブランドとして評価した。

キャンペーン・アジア・パシフィックは、消費者のマインドシェアにおいて東南アジアをリードするブランドのリストを公表した。このリストは、Milieu InsightがCampaignと共同で行った広範な調査とリサーチを基に、シンガポールで開催されたCampaign360で発表された。

この調査では、11部門にわたる1,200ブランドを追跡し、10,000件以上のインタビューを実施。その結果、サムスンがトップに立ち、大手eコマース・プラットフォームのShopeeが2位、ハイテク大手のアップルが3位、スーパーアプリのGrabが4位にランクインした。ハイテク大手だけでなく、ワトソンズ（5位）やラザダ（6位）も、市場全体での知名度や認知度、買いやすさ、顧客の購入頻度などが評価され、上位に位置づけられた。

トップ50ブランドにランクインするためには、調査に参加したインドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム、シンガポールの6市場のうち少なくとも3市場で存在感を示す必要があった。さらに、ブランドは認知度、購買、品質、購買体験、カスタマーサービス、信頼性、革新性、ブランド・タッチポイント（デジタルおよびオフラインでのブランドとのインタラクションにおける使いやすさ）、アドボカシー（推奨度）の9つのブランド属性に基づいてランク付けされた。

地域別トップ50では、パーソナルケアと美容ブランドが最も多く、次いでアパレル、ファーストフード、トランスポート＆ランプ、デリバリー、エレクトロニクスの順となった。これは、昨年のCXに焦点を当てた調査ではエレクトロニクスブランドが目立っていた点からの変化である。

詳細はこちら: Campaign Asia