Shutterstock、リブランドとAIオプションの新機能を発表

ストックフォトのShutterstockは、企業のブランドを刷新し、AIを活用した新たなサービスを発表した。このリブランドは、「クリエイター、企業、ブランドリーダーのためのパートナー」としての地位を強化することを目的としており、新機能には無制限ダウンロード、ジェネレーティブAI Pro、AIデータライセンス、Giphy Ads、そしてスケーラブルなエンドツーエンドのクリエイティブコンテンツ制作が含まれている。

リブランドの目的と新機能

Shutterstockは20年以上にわたって、エンターテイメント、ハイテク、金融、ヘルスケアなどの業界で数多くのクリエイティブな成功を支えてきた。ブランド戦略担当副社長のアリソン・シッツマンは、「今回のリブランドは、ブランドとクリエイターが現代のストーリーテリングの要求に応え、それを超える力を発揮できるようにするためのものです」と語っている。

新しいアイデンティティは、どの規模の企業でも迅速かつ効果的にクリエイティブなソリューションを提供できることを反映しており、特にスピードと柔軟性が求められる現在の市場において、シャッターストックが提供するAI駆動型コンテンツ制作の強みを前面に押し出している。

Getty Imagesとの合併

今回のリブランドは、今年初めに発表されたShutterstockとGetty Imagesの合併に続くものであり、両社の強みを活かして新たな価値を提供することが狙いである。この合併により、より多くのクリエイティブ素材とデータを統合し、クライアントに対して新しいクリエイティブソリューションを提供できる体制が整った。

未来のストーリーテリング

Shutterstockの最高企業責任者エイミー・イーガンは、「ストーリーテリングの未来は、高度に飽和した市場で競争するためにスピードとインテリジェンスを要求しており、これを効果的に解決するビジネスは、顧客エンゲージメントや収益成長など、あらゆる指標で競合他社を凌駕する」と述べている。彼女はまた、AIとデータ駆動型のコンテンツソリューションへの投資が、Shutterstockの新たなアイデンティティの象徴であることを強調している。

新しいAIツールやクリエイティブサービスを取り入れたShutterstockは、クリエイティブ業界におけるリーダーとしての地位をさらに強化する見込みである。これにより、企業やブランドはより効率的にコンテンツ制作を行い、競争の激しい市場でのプレゼンスを高めることができるだろう。（出典：Shutterstock、Marketing Beat ）