THA:イケアがタイで展開する「Flooded Room」プロジェクト、洪水被災者への家具寄付を呼びかけ
タイ北部では最近、過去30年間で最悪の洪水が発生し、洪水と泥が広範囲に破壊をもたらし、家屋と希望を押し流したため、数千世帯が壊滅的な打撃を受けた。これに対してイケアタイランドは、IKEA Flooded Roomキャンペーンを展開し、壊滅的な被害を受けた家屋の再建を支援するため、コミュニティを結集させた。IKEAとVMLタイランドは、象徴的な部屋の広告にクリエイティブなひねりを加え、美しくスタイリングされた空間を浸水した部屋のように再構築し、災害による広範囲な破壊を象徴している。
この印象的なビジュアル・キャンペーンは、被災者の意識を高め、支援を呼びかけることを目的としている。 イケアでは、お客さまに手持ちのイケアの家具を寄付していただくよう呼びかける他、古い家具を売却することも可能。洪水被災者支援のために現地で積極的に活動している代表的な団体であるThe Mirror Foundationとパートナーシップを組み、イケアは寄付や買い戻しをした家具のひとつひとつが、それを最も必要としている人たちの家に届くようにしている。
VML Thailandと共同で開発したIKEA Flooded Roomキャンペーンは、災害発生から24時間以内に開始され、即座に支援を提供した。 このコラボレーションは、危機的状況における迅速なクリエイティブ・レスポンスの力を実証し、即時の支援だけでなく、未来への希望も提供した。(出典:Branding in Asia)