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ウォルドルフ・アストリア、「ラケット・クラブ」を世界展開 スポーツと社交を融合した新ブランド体験を始動

ヒルトンのラグジュアリーホテルブランドであるウォルドルフ・アストリアは、テニスやパデルを軸にした新たなブランドプラットフォーム「ウォルドルフ・アストリア・ラケット・クラブ」を立ち上げる。スポーツを競技としてだけでなく、人々が交流し、新たな体験を共有する社交の場として位置づけることがコンセプトである。

その幕開けとなるイベントは、リニューアルを進めるウォルドルフ・アストリア・ニューヨークで開催され、ブランドの新たな方向性を象徴する取り組みとなる。

歴史あるボールルームが一夜限りのテニスコートに

8月27日、ウォルドルフ・アストリア・ニューヨークでは、歴史あるグランド・ボールルームにフルサイズのテニスコートを設置し、「ボールルーム・テニス・インビテーショナル」を開催する。
イベントにはATPツアーで活躍するトミー・ポール選手とベン・シェルトン選手、WTAツアーのレイラ・フェルナンデス選手とマリア・サッカリ選手が参加し、45分間のエキシビションマッチを複数実施する予定だ。

ヒルトンのラグジュアリーブランド部門を統括するディノ・マイケル氏は、ウォルドルフ・アストリアの価値はホテルという建物だけではなく、人々の記憶に残る特別な体験を創り出すことにあると説明する。今回の「ラケット・クラブ」は、そのブランド哲学をスポーツとホスピタリティの融合という新しい領域へ広げる試みだとしている。

スポーツ、食、ウェルネスを組み合わせたラグジュアリー体験

イベントではテニス観戦だけでなく、選手との交流や限定グッズの販売も実施される。
ホテル内レストラン「レックス・ヤード」では、ジェームズ・ビアード賞を4度受賞したシェフ、マイケル・アンソニー氏による料理や、シャンパンブランド「モエ・エ・シャンドン」と連携したグルメプログラムを展開する。
さらに、ライブシェフステーション、高級シーフード、テニスをテーマにしたカクテルなどが提供されるほか、ホテルにゆかりのある「ラケット・クラブ」カクテルを復刻。期間限定メニューとしてロブスター・クラブサンドイッチも用意される。

チケット価格は1,500ドルからで、上位プランにはホテル宿泊に加え、プライベートテニスクリニックやゲラン・ウェルネス・スパでのトリートメントなどが含まれる。
また、イベント純収益の5%は米国の青少年支援団体「ビッグ・ブラザーズ・ビッグ・シスターズ・オブ・アメリカ」に寄付され、ヒルトン・グローバル・ファンデーションが同額を拠出するマッチング寄付も実施される。

世界各地へ広がる「ラケット・クラブ」構想

「ウォルドルフ・アストリア・ラケット・クラブ」は、ニューヨーク限定のイベントではない。
すでにウォルドルフ・アストリア・モルディブ・イターフシ、ローマ・カヴァリエリ、ウォルドルフ・アストリア・ドバイ・パーム・ジュメイラなどでは、テニスコートやパデルコート、スポーツプログラムを提供しており、今回の取り組みはそれらをブランド全体の体験へ発展させる位置づけとなる。

ニューヨークでの本格始動に先立ち、シドニーではポップアップイベントの開催も予定されている。
ヒルトンのラグジュアリーマーケティング戦略を担当するジェイミー・カー氏は、ラケットスポーツはスポーツ、ファッション、旅行、社交文化が交差する現代ラグジュアリーを象徴する存在になりつつあると指摘する。

同社は今後、「ウォルドルフ・アストリア・ラケット・クラブ」を世界各地へ展開し、ホテルごとの個性を生かしながら、スポーツとホスピタリティを融合した新しいブランド体験を提供していく考えだ。(出典:LAXUARYDAIRY、画像:ヒルトン)

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