
ザ・リッツ・カールトン・ヨット・コレクション、新グローバルブランドキャンペーン「Unlike the Rest」を開始
ザ・リッツ・カールトン・ヨット・コレクションは、最新のグローバルブランドキャンペーン「Unlike the Rest(他とは違う)」の開始を発表した。このキャンペーンは、同ブランドでの旅における特別な瞬間を描き出し、ゲストに対して、好奇心と目的意識を持って世界を探検するよう促す内容となっている。
同社の社長兼最高財務責任者(CFO)であるエルネスト・ファラ氏は、「ザ・リッツ・カールトン・ヨット・コレクションの中核にあるのは、ゲストに驚きと感動をもたらし、旅の価値を豊かにするような特別な体験を創造するというビジョンです」と語る。そして、「今回のキャンペーン『Unlike the Rest』は、発見・つながり・パーソナライズといった要素が融合し、航海の後も長く記憶に残る体験を表現しています。リッツ・カールトン・ヨットでの旅は、個人的かつ感情的な深い体験であり、その一つひとつが無限の可能性を開くきっかけになるのです」と付け加えている。
現代のラグジュアリー探検家へのアプローチ
このキャンペーンは、航海そのものを通じて、世界との深い結びつきや自己との対話を求める現代のラグジュアリー層に共感を呼ぶ構成となっており、これまで海上での旅に馴染みのなかった旅行者にとっても新たな魅力を提示する。
ザ・リッツ・カールトン・ヨット・コレクションのチーフ・マーケティング・オフィサーであるガビー・アイゲスヴィヴス氏は、「私たちのゲストは、真の発見と本物のつながりを求めて旅に出ます。この『Unlike the Rest』キャンペーンは、従来の豪華クルーズのイメージを覆し、深く心に残るような体験をもたらす新たな航海へと旅行者を誘うものです」と述べている。
ブランドの成長と未来への展開
本キャンペーンは、ブランドの進化とラグジュアリークルーズ市場における成長戦略の一環として位置づけられている。2022年10月の「エヴリマ号」、2024年9月に就航予定の「イルマ号」、そして2025年7月にデビュー予定の「ルミナーラ号」という三隻のクルーズ船の発表に続き、今回のキャンペーンはブランドの継続的な拡張を示すものとされている。
さらに、同社は過去最高の予約実績を記録したウェーブシーズンを祝福すると同時に、新たにアジアおよびアラスカでの航路を近日中に開始する計画であることも明かしている。
今回のキャンペーン「Unlike the Rest」は、ザ・リッツ・カールトン・ヨット・コレクションが提供するラグジュアリーな航海体験を再定義し、旅における“個人的で意味のあるつながり”という価値を改めて提示するものである。(出典:Luxury Daliy, Cruise News他)