US:メグ・ライアン&ビリー・クリスタル、ヘルマンズのスーパーボウルCMで象徴的なデリのシーンを再現
(画像:YouTube)ヘルマンズは、映画『恋人たちの予感』(When Harry Met Sally)公開から35年を迎えた2024年、主演のビリー・クリスタルとメグ・ライアンを再び共演させたスーパーボウル向けCM「When Sally Met Hellmann’s」を公開した。このCMは、映画の名場面が撮影されたニューヨークの有名なデリカテッセン「カッツ・デリカテッセン(Katz’s Delicatessen)」で撮影され、二人はオリジナルのシーンと同じテーブルに着席している。
CMの内容
30秒のスポットでは、サリー(メグ・ライアン)とハリー(ビリー・クリスタル)が向かい合い、ハリーはクラシックなフィッシャーマンズセーターを着用。二人はデリのランチを楽しみながら結婚記念日を祝う。サリーは最初、七面鳥のサンドイッチに興味を示さないが、ヘルマンズのマヨネーズを加えた瞬間、その味が一変し、彼女の表情が変わる。その驚きの変貌に、店内の客たちは目を見張る。
その中には、女優でプロデューサーのシドニー・スウィーニーも登場し、映画の名セリフである「彼女が食べているものを私もいただくわ(I’ll have what she’s having)」を再現している。
メグ・ライアンは「ビリーと再会し、再びサリーを演じることができたのは本当に楽しかった」と語った。ビリー・クリスタルも「メグと一緒にカッツ・デリに戻る機会は、断る理由がなかった」とコメントしている。
また、ヘルマンズの広告制作を担当したVMLは、「このコンセプトを思いつき、面白いスポットを作り上げたことで、笑いとノスタルジーを届け、映画公開35周年を祝うことができた」と述べている。
このCMには1分のロングバージョンもあり、メグとビリーがオリジナルのテーブルに座るシーンに加え、シドニー・スウィーニーも35年前と同じテーブルで名セリフを発する場面が収められている。
VMLの担当者は「メグ・ライアンやビリー・クリスタルのようなレジェンドと共に、このノスタルジックでユーモアあふれる広告を制作できたことは光栄だった。『恋人たちの予感』はロマンティック・コメディの名作であり、ヘルマンズをこのシーンに取り入れることで、完璧なマッチングが生まれた」と述べている。「スーパーボウルの場で、多くの人に見てもらえることを楽しみにしている」と、関係者は期待を寄せている。(出典:AdAge, Branding in Asia他)