Threadsが1日のダウンロード数でXを超える
Threadsが新機能を追加し続け、その多くがXに似ていることから、Metaの新しいマイクロブログアプリが人気を集めている。TechCrunchが最初に報じたアプリ分析トラッカーAppFiguresのデータによると、Threadsの世界的なiOSの1日のダウンロード数はXの3倍、Google PlayでのXのダウンロード数は2倍以上となっている 。
AppFiguresによると、スレッドはGoogle Playで486,803インストール、iOSで342,228インストールされたのに対し、XはGoogle Playで225,408ダウンロード、iOSで112,625ダウンロードにとどまった。週の初め、ThreadsはXをさらに上回るダウンロード数を記録していた。2月22日、ThreadsのiOS版の1日あたりのダウンロード数は382,999であったのに対し、Xは113,649であった。Google Playストアでも、その数は3倍以上だった。スレッドは2023年7月に発売され、Xに代わるより安全で親しみやすいブランドとして売り出された。
立ち上げ当初、Xのオーナーであるイーロン・マスクがコンテンツ調整チームを削減した結果、ブランドの安全性に問題が生じたため、Xの最大の広告主はアプリから離れたり、一時停止したりしていた。
スレッドは5日間で1億人のサインアップを達成し、インスタグラムのユーザーはユーザー名とすべてのデータを効率的に新しいマイクロブログアプリに直接移行できるようになった。
しかし、前例のないほどユーザーが増えた後、スレッドの利用は減少した。最初のローンチから数ヶ月後、Threadsは新規インストール数が急増した。また、トレンド・トピック・リストやブックマーク機能など、人気のXのような機能を追加し続けているため、多くの新規ユーザーを惹きつけている。
最近の成功の一部は、スレッドが最近EUで提供開始されたことによるものだろう。メタ社のインスタグラムとのEU透明性報告書によると、この地域のインスタグラムの月間平均アクティブユーザーは約2億6000万人で、彼らは自分のプロフィールを使ってスレッドと直接つながることができる。
メタ社のマーク・ザッカーバーグCEOによると、スレッドの第4四半期末の月間アクティブユーザー数は約1億3000万人。それ以来、インスタグラムの責任者であるアダム・モセリは、スレッドが日本で「驚くほど」うまくいっていると述べ、ユーザーの流入を示唆している。しかし、世界の総アクティブユーザー数でXを上回るためには、スレッドにはまだカバーすべき地盤がある。昨年秋の時点で、Xの月間アクティブユーザー数は5億人だった。(続きはMediapost2024/02/28記事まで)