
Googleが10年ぶりにブランドロゴを刷新
シリコンバレーの企業がロゴデザインを刷新する動きが続いており、AmazonやAdobeをはじめとする大手テック企業が微調整を行ったが、今回Googleも10年ぶりにロゴの大幅なアップデートを実施した。この変更は、他の企業とは一線を画すものとなった。
Googleは、フラットデザインムーブメントにおけるジオメトリの厳格さを終わらせるかのように、ロゴの「G」部分の4色を虹色のグラデーションにぼかした。これにより、Instagram風のエフェクトが生まれ、スマートフォンのホームスクリーンに登場するロゴとしては少し驚きだが、実際には好評を得ている。この変更が、Googleのロゴがより洗練されたものとして、最も評価されるデザインの1つに到達したことを示しているのだろうか。
新しいロゴは、iOSおよびAndroidのGoogle検索アプリにおける旧アイコンデザインを置き換える形で初めて注目された。多くの人々は、新しいぼやけたデザインが、視覚的に見ればオリジナルと変わらないと冗談を交わしているが、全体的な評価としては「現代的である」という意見が支配的だ。
「今のデザインはもう古く見える。それは良いデザインの証だ!」と、9to5Googleの読者の一人はコメントを寄せ、別の読者も賛同している。また、Xのユーザーの中には「実際に素晴らしい更新だ」と評価する声もある。
今後数日間で、この新しいロゴがより多くのユーザーのホームスクリーンに登場することで、さらに多くの議論が巻き起こることが予想される。この微調整が施されたAmazonやAdobeの変更とは異なり、Googleの新ロゴはユーザーに直接目に触れることになる。しかし、初期の反応を見る限り、Googleの新しいグラデーションロゴは成功を収めたようだ。(出典:Google, Creative Bloq, BBC他)