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Companies For Good、大胆なリブランディングを発表

地域社会支援や環境保全、持続可能な組織づくりを企業と共に推進してきた「Companies For Good(以下CFG)」が、新たなブランドアイデンティティを発表した。リブランディングはクリエイティブエージェンシー「Among Equals」との協業により実現し、刷新されたロゴやカラーパレット、タイポグラフィをはじめ、デジタルプラットフォーム、クライアント向け資料、グッズ、イベント用資材にまで展開されている。

背景と目的

CFGは設立以来8年間で、延べ10万時間以上にわたる社会的インパクトを創出してきた。新ブランドはこの実績を基盤に「より大きなスケールに見合うアイデンティティ」を形にしたものである。リブランディングの目的は、単なる刷新ではなく「進化」にあり、ブランドの核心を強化し、使命をより鮮明に伝えることにある。
CFGが目指したのは「より大胆で、明るく、将来志向のブランド」である。これにより、地域社会の中で「善意を行動に変える」企業の頼れるパートナーとしての存在感を高め、善意を実効的な成果に結びつけやすくすることを狙った。

新アイデンティティの特徴

Among Equalsは、戦略立案からデザイン展開まで包括的にリブランディングを監修した。CFGが培ったインパクトデータを基盤とし、植林数、廃棄物削減量、二酸化炭素削減量、教育プログラムによる成果などを視覚的に表現。これらはインフォグラフィックやパターンとして展開され、ブランドの実際の影響を即座に可視化する仕組みとなっている。
新しいカラーパレットはCFGの活動が持つエネルギーと楽観性を反映した鮮やかな色調で構成され、現代的で自信に満ちたタイポグラフィや写真と組み合わせることで、ソーシャル投稿やグッズなど、あらゆる場面で鮮烈な存在感を放つ。また、CFGのシンボルロゴは従来の形を維持しつつ、その周囲に豊かな世界観を加えることで、ブランド全体を統一的にアップデートしている。

リブランディングは二つの主要なターゲットを意識して設計された。
1. 企業側:UAEを中心とする大企業から中小企業まで、社会貢献を組織的に実行したいと考える企業。
2. パートナー側:CFGと協働する地域や団体。彼らは、共に活動することを誇れるブランドを求めており、新しいCFGは信頼性と活気を兼ね備えた存在となった。

展開と今後

新ブランドはウェブサイトやSNS、ニュースレター、パンフレット、Tシャツ、イベント用バナーなど、多様なチャネルで既に展開されている。これにより、クライアントやパートナー、ボランティアがCFGと出会うすべての場面において、統一感のあるビジュアルと「使命の明確さ」を体感できるようになった。
今回のリブランディングは、単なるデザイン変更ではなく、8年間にわたる実績を土台にした「未来への投資」であり、CFGを次の成長段階へと導くものとなっている。(出典:campaign、画像:Companies For Good)

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